若手研究者、日日是好日。

大学の若手研究者。このブログは研究内容や勉強内容、日々の活動などの備忘録。

統計学、はじめました。

今回は、「統計学」について。

新型コロナウイルスの影響で閉鎖している大学もあり、しばらくの間研究ができなくなる可能性もあります。また、前回の記事で紹介したジムに行けず、家の中でできることを探していたのですが、今後研究に必要な勉強でも開始するかという結論に至りました。

 

私は元々工学系を専攻していたのですが、諸事情により専門分野を大転換する時期にいると感じています。そこで、色々と考えた結果、社会心理学計量経済学などの研究へシフトすることを決意しました。これから研究テーマを変えるなんて、なかなか無茶なことですが、まあしょうがないですね。

 

工学系は実験やシミュレーションがメインですので、どうしても研究費がかかるというのも理由の1つにあります。お金がなければ、研究できない。研究できなければ、成果が出ない。つまり、お金がなければ成果が出ない、という論理です。

 

社会調査に係るアンケート等も勿論お金はかかるのですが、工学系の実験に比べれば格段に安いですし、巷で評判のRやPython, KH coder等の無料の言語・ソフトウェアもありますので、今の専門分野に文系の知見を持ち込んだら面白い!とい発想となりました。

 

そこで、まずは「統計学」の勉強を始めました。
大学生の時に統計学を履修しましたが、恥ずかしながら見事に「可」でした。さっぱり覚えていないですし、あの複雑怪奇な数式に嫌悪感を抱いているので、数式をなるべく使わないわかりやすい教科書を探しました。

 

見つけたのが次の2冊です。
時間をかけずに統計学の全体をさーっと眺められることが大事だと思い選びました。数学の厳密性を求めるのであれば、専門書の方が良いと思いますが、まずは統計学のイメージを掴むことが大事だと思っています。この2冊は、全体の約半分がイメージ図やマンガでできていますので、とてもわかりやすかったです。両方とも「統計学入門のための入門書」という位置づけだと思いますので、これからさらに勉強していきたいと思います。本だけ読んでも眠くなるので、ExcelやRで手を動かしながら勉強できる本を次からは選んで行きます。

 

 
社会心理学計量経済学、RやPythonを勉強しようとすると、基礎的な数学が必須となります。統計学は勿論、線形代数微分積分も必要になるので、これから勉強していきます。特に、統計学については、「統計検定」があるそうなので、まずは2級を取得したいです。

 

それでは。