QGISを始めます。
世の中に本当に便利なフリーソフトウェアがあります。
その1つがQGISです。
ArcGISは有名な有償GISソフトウェアですが、それに匹敵するぐらい機能がある素晴らしいソフトウェアがQGISです。
お金があればArcGISが欲しいですが、そんなわがままは言えません。フリーソフトウェアは、家でも気軽に使えますし、若手研究者はいつ異動するかも分からず、高価なソフトウェアが異動先にあるとは思ませんので、今のうちからフリーソフトを使い倒す能力を身につけたい。また最近、良いアイデアを思いつき、これが出来ればベンチャー企業でも立ち上げるか!!というモチベーションになっているので、QGISを学びたいというのが理由です。
そんな時に見つけたのが、この本です。
オープンデータ、防災、環境、統計とまさに私が興味ある分野が書いてあるみたいです。なので、まずはこの本を使って、QGISを学んでいくことにしました!
他に、こんな素晴らしいサイトや情報もありました。
QGIS 3.10 の文書 — QGIS Documentation ドキュメント
QGISビギナーズマニュアル(3系) · GIS実習オープン教材
国土交通省からもQGIS 3.10のマニュアルが出ていました。
https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/other/QGIS_manual.pdf
いやー、本当に便利な世の中です。
この本は、Part 1からPart 5までの全16章構成になってますので、Part 1から地道に進めていくことにします。
Part 1は、
- 第1章:地理空間情報の基本
- 第2章:オープンデータの基本
- 第3章:今、なぜ注目されているか
ということで、知識の習得がメインのページになっていました。QGISに使い方の前に、まずはGISの前提を学びましょうということです。
そのような前提情報は、予め知っておくべき内容ですし、後々に響いてくるので、さっと頭に入れておきましょう。
まず第1章。
「測地系」の考え方が難しい。
「緯度経度」と「投影座標」があることはわかりましたが、より具体的な話になるとさっぱり。これはQGISを触りながら勉強していくことになるかな。
また、住所を緯度経度または投影座標に変換する「ジオコーディング」について、有効なサイト情報が紹介されてました。そのうち、使うことになるでしょう。
次に第2章。
オープンデータについて、「オープン」は手軽に無料でデータを所得できるという意味ですが、使う部分にはライセンスの確認が必要とのこと。
個人的、あるいは学術的な利用はあまり問題にならないと思いますが、商用利用に関しては特に注意が必要とのことです。
また、国や地方自治体からオープンデータが公開されている、なかには民間主導で作成されたデータもあるので、これらをうまく活用したいですね。
最後に第3章。
オープンソースソフトウェアの紹介がありました。私が勉強中のRも空間統計処理ができるそうです。
本日は、ただの読書で終わってしまいましたが、RとQGISを組み合わせて研究に活用できる日を妄想しながら、せっせと勉強していきたいと思います。
では。